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21世紀、アダルトビデオの大量生産、インターネットの普及により
過激にそして簡単に手に入るようになってしまった"エロス"。
しかし、ロマンポルノが表現する濃厚なストーリーの中にあるものは
視覚、聴覚だけにうったえる"エロ"ではなく
"想像力"を掻き立てる"エロス"である。
約40年の時を経て、単なるリメイクとしてではなく、
現代社会に埋もれてしまった"エロス"を通じて日本映画界に
新たなる旋風を巻き起こすのがこの<ロマンポルノ・RETURNS>である。
記念すべきロマンポルノ第1作『団地妻
昼下がりの情事』(71)は
現代の団地に舞台を移し、そして同名主題歌が大ヒットした『後から前から』(80)は
暴走族の恋人の話から一転ミニスカタクシー運転手ギャルの
冒険物語に大変貌をとげる。
劇場でしかみれなかったあのシーン、劇場で見たあの時の興奮。
劇場にすらはいれなかったあの時の思いを
今一度確かめてみようじゃありませんか。
■ロマンポルノとは・・・
かつてロマンポルノと呼ばれる映画群が世を席巻した。
学生を始めとして男たちはこぞって2週に一度の封切を楽しみにしていた。
1971年から1988年までのわずか18年の間に1133本という
膨大な映画作品を生み出し、滝田洋次郎、中原俊、金子修介、中田秀夫など
今日の日本を代表する映画監督たち、そして白川和子や美保純、
蟹江敬三、風間杜夫といった俳優たちがここから大きく羽ばたいていった。
当時斜陽の映画界で日活が生き残り策として社運をかけ、
伝統を受け継ぐスタッフを駆使してポルノ製作に着手、それが大ヒット!
10分に1度のカラミのお約束を守れば内容は作り手の自由。
撮影所を自在に駆使し、2週間で2本の新作を生み出しながら
多くの監督やスタッフが競い合い、その環境が今日の日本映画の
多くの革新的な作品や才能を生み出していった。
男たちの行き場のない欲望を満たすと同時に
浮世絵の春画のごとく日本の映画文化にとって
重要な比類なき作品群としてロマンポルノは存在している。
■日活ロマンポルノ全作品リストはこちらから
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